塗替え工程
事前に、足場を組み立てる前、ご近所に挨拶をします。
住宅の造りは様々で、ご近所の迷惑やトラブルにならないように気をつけて施工します。
隅々までなジェットの霧で下地(塗装する面)のコケ、汚れ、チョーキング、付着の悪い旧塗膜を高圧水洗浄でしっかり落とします。
洗浄をすることで、下地を綺麗にして、塗料との密着性を高めます。
そして完全に乾燥させます。
下地調整
旧塗膜が浮いてる部分を除去したり、欠損部分を補修したりします。
養生
被塗装面が塗料で汚れないように、テープ、ビニール等で養生します。
コーキング
目地、クラック(ひび割れ)をコーキング材で埋めます。
※ひび割れがひどい場合は洗浄前に施工します。(洗浄の水が室内に入るため)
プライマーとかシーラーとかと言い、密着性を高めます。
これを塗らないと、塗料が剥がれる原因なります。
(シーラーを必要としないシーラーレスの塗料もあります。)
屋根を半分、シーラーを塗った状態。
※壁塗りをする場合もあります。
中塗りでも十分仕上がったように見えますが、光沢性が2~3年後に落ちてきます。
(艶は結構、耐候性を左右します。)
コロニアルをシーラー塗布後、中塗りを半分塗った様子。
やっぱり2回塗りより3回塗り。
見た感じからも違いますし塗膜の厚みもあるし、2回塗りと比べ、耐候性が向上します。
足場解体の時はせっかく仕上がった建物を傷つけないように、十分注意を払い、塗るために移動した物を元の位置に戻して、そして最後に家の廻りに落ちているゴミを拾って完成。
足場解体後は再度、仕上がり具合を確認して、足場場のゴミが散らかっていないかチェックします。
見積もり、広告の安い金額、○○万円で住宅の全塗装
確かにお客様たちには、安さはものすごく魅力的な数字です。
安くても結構いい金額です。
大切なお金を使って、10~11年ぶりの塗装工事、あー綺麗に喜んでいたら、2~3年後に剥げてきた。
数万円前後安かった為に。
いろいろ考え、高い買い物をしてこれかーと後悔の日々。
安物買いの銭失いとよく耳にします、そうならないようにお薦め塗料でも説明していますが、
特に塗り替えの時は、外装材の下地の痛み具合を判断し、旧塗膜の種類(樹脂)に対応する下塗り、また仕上げ材を考えなければなりません。
その判断を間違えると、旧塗膜の密着性が弱く、剥がれ、膨れの原因になります。
私達はお客様に喜んでいただくよう、事前打ち合わせ、施工中の打ち合わせを十分行いながら工事を進めさせていただきます。